HSPが優柔不断になる原因と具体的な対策3選

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選ぶの苦手。
私生活でも仕事でも判断が遅くて怒られるよ。。。

こんな悩みを解決します。

この記事を読むとこんなことが分かります。

  • HSPさんが優柔不断になる原因
  • 自分で決めるための具体的な対策
  • 優柔不断が和らぐ「ことば」

優柔不断は「深く考えている」「危険を回避できる」というポジティブな捉え方もできますが、残念ながら会社では欠点になることが多いです。

強度HSPの私も優柔不断です。ですが、自分で決めるテクニックを駆使して乗り切っています。 みなさんのお役に立てるように、心を込めて解説します。

目次

【結論】優柔不断なHSPさんが、自分でちゃんと決める方法

  • 優柔不断の原因は、いろいろ考えてしまうので、情報を処理しきれなくなるから。
  • 自分で決めるための対策は3つ。
    ・情報量を減らす
    ・対比表を活用する
    ・決断する力をつける

HSPさんが優柔不断になる原因

原因はHSPの特徴にあります。

HSPは「色々な視点で物事を深く考える」特徴があります。

一方でHSPは「マルチタスクが苦手」な特徴も持つため、頭に浮かんだ多くの情報を処理しきれずに、どれが最適な答えか判断できなくなってしまいます。

また、すべての観点で〇(良いもの)となる選択肢は、ほとんどのケースで存在しません。

その結果、一つの選択肢に決めることが難しくなってしまいます。

HSPさんが優柔不断であることのデメリット

デメリット

優柔不断はデメリットになってしまいます。

時間を浪費してしまう

選ぶときは、実はどちらを選んでも大差がなかったり、悩んでいた時間は不要だったということはないでしょうか?

決断に悩めば悩むほど、他に割く時間が減ってしまいます。

会社の評価が下がる

会社の評価が下がってもいいや、という人もいらっしゃると思います。ですが、評価が下がるほど会社での立場が弱くなってしまいますので、可能ならば欠点を補えるようにしておきましょう。

とはいえ、好きで優柔不断なわけではないと思います。対策方法を身に着けていきましょう。

HSPさんの優柔不断を解決する方法

優柔不断は、多くの情報を処理しきれずに最適な答えを判断できなくなることが原因だと言いました。

よって、この原因を取り除くことが解決策になります。

解決策1. 情報量を減らす

①選ぶ理由を2つに絞る

例えばレストランで食べるものを選ぶとき、価格、ボリューム、おしゃれさ、友達が頼むものと合わせたいなど、多くの観点で悩みます。

このとき、選ぶ理由を2つに絞ってください。1つに絞らないのは、選ぶ理由に迷わないためです。

例えば「おしゃれさ」「友達が頼むものと合わせたい」であれば、

友達がパスタを選んだのならパスタに限定し、その中で自分がおしゃれだと思うメニューを選択することで、処理する情報量をぐっと少なくできます。

②選択肢を減らす (ものを減らす)

例えば、服を「断捨離する」といったことです。

様々なことを考えてしまうのにマルチタスクが苦手なHSPには、ミニマリストが適していると考えています。
※ミニマリスト:衣食住について必要最小限の物で生活をするライフスタイルを実践している人のこと

選ぶという行為は、とてもエネルギーを使います。

「決断疲れ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

小さくても決断を繰り返すことでエネルギーが消耗し、いざ大事な決断の時に正確性が下がってしまうことを言います。

この考え方はi-Phoneを開発したスティーブジョブズさんも実践しています。

彼は毎日、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーです。

これは、日々多くの決断を迫られるジョブズさんが、決断の回避、悩む時間(コスト)を減らすために実践している技です。

こんなにすごい人が実践していること、試してみませんか?

スティーブ・ジョブズたちが、「毎日同じ服を着る」ワケ | CLASSY.[クラッシィ]

解決策2. 多くの情報を処理できるようにする

仕事や将来の判断など重要な決断をする場合には、リスクをできるだけ小さくするため情報量を減らすわけにはいきません。

こうした時には紙に書き出すことが有効とされています。

しかし、ただ考えを紙に箇条書しても比較ができないので判断ができません。

数ある選択肢を、「様々な観点で比較できるように書き出す」「優先度を決める」ことをやる必要があります。

「様々な観点で比較できるように書き出す」ために、対比表を作ることをお勧めします。

画像1

ここでの注意点は、対比表ですべてが〇(よい)選択肢は基本的に存在しないということ

そこで、選ぶために優先度をつけたうえで、どの選択肢が一番よいか判断しましょう。

また、優先度をつけるにあたって、点数を割り振るのもよいでしょう。

例えば、価格が最重要であれば安いものは5点。軽いものは4点。好きなメーカーであれば2点。総合点が一番良いものを選ぶ、というものです。

画像2

このやり方は仕事だけでなく、家での買い物や仕事選びにも活用できます。

解決策3. 決断する力をつける

最後に、自分の能力を上げる方法をご紹介します。

優柔不断を直すには「自分に正直」「失敗してもいいと思う」「責任感を高める」といいと聞きますが、そんなことはわかっています。

わかっているけれど、できないから困っているんです。

そんなあなた(私も)に紹介したいのが「張り紙」です。

「その場で決める」と書いた張り紙を普段見えるところに貼るのです。

はっ!?と思った方もいるでしょう。

でも実は効果があるのです。

「プライミング効果」というのですが、何か刺激の刺激を受けることにより、無意識のうちにその後の行動に影響するという効果です。

メンタリストDaigoさんのメンタリズムで、相手の選択を言い当てるのを見たことがありますか?あれはプライミング効果を使って、相手に特定のものを選ぶように誘導しているのです。

さらに、企業の販売促進にも真面目に使われています。

私が好きな心理カウンセラーさんの記事でも紹介されています。詳しく知りたい人は見てみてください。

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著者

こんにちは、ねこまるです。
強度HSPで、2021年6月に適応障害になり休職中です。10年以上、化学メーカーでサラリーマンをしてきた経験を活かして、仕事が辛いHSPさんの悩みを解決する記事を書いています。ブログのコンセプトは「精神論やきれいごとで状況は変わらない。具体的に行動に移せる解決法を提案する」こと。

皆さんの人生のつらさを減らせるように、心を込めて記事を書いていきます。

本ブログの引用に許可はいりません。ただしこのページにリンクを張っていただきますようお願いします。

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